2019年03月08日

学生さんの見学

先日、京都市立下京中学校の生徒さん6名がお店に見学へお越しいただきました。
京都の職人さんのところへ話を聞きにいくという授業だそうで、グループに分かれて色々な職種の職人さんのお店へ行かれているそうです。
30分と短い時間でしたが、皆さん”学活ノート”を手にお話したことをメモしながら熱心に聞いてくださいました。

facebook3.jpg

簾の話や、座敷簾で明るい部屋と暗い部屋からの見え方なども実際に体験していただきます。
写真(↓)左側にある座敷すだれの奥に男子生徒さんに入っていただきました。
座敷すだれの中は電気を消しているので、こちら(明るい部屋)からは男子生徒さんは見えません。
交代して女子生徒さんにも入っていただきました。
皆さん、源氏物語の世界を体感していただけたでしょうか。

blog.jpg

また最近のすだれの使い方として、すだれの敷物の”茶敷”をご紹介しました。
せっかくなので、茶敷を使ってお煎茶のしつらえを。
”玉露”をみなさんに召し上がっていただきました。
お茶についてお聞きすると、学校でも茶道の時間があるようで「このあいだもお抹茶飲みました!」と話しくださいました。

facebook2.jpg

質問タイムでは「何年お店は続いていますか?」や「簾は何年くらいもつのですか?」など色々と質問をしてくださいました。
印象的だったのが「働くとはなんですか?」という質問。
改めて考えさせられる質問に、答えがなかなかでませんでした。
皆さんにとって”働く”とはなんでしょうか?

生徒さんにも「将来やりたいお仕事はありますか?」とお聞きすると、まだ色々と考えられている様子でした。
少しのお時間でしたが、お仕事をご紹介させていただき「こういうお仕事もあるんだな」と知っていただけると嬉しいです。
下京中学校の皆さま、お越しいただき有難うございました。
posted by birendo at 14:35| Comment(0) | 日記

2019年02月26日

すだれのブリッジランナー

1月下旬にフランスのお客様がお店へお越し下さいました。
お客様はフランスのご自宅で使うテーブルランナーを探されており、
竹ひごで編んだテーブルランナーを3枚お作りすることに。

ご自宅のテーブルのサイズに合わせてお客様のお好みのサイズでお作りし、まわりの裂地もお客様に選んで頂きました。
本来、この裂地は座敷簾の縁(へり)として使用しているものですが、このようにテーブルセンターのまわりに取り付けることもできます。

3枚とも同じサイズ・デザインで、
お作りしたサイズは、幅40cm×長140センチ。
まわりの裂地は、濃い茶色の麻の素材です。

テーブルの幅は約100cmだそうで、テーブルランナーは両端20cmずつ垂れています。

9C4AF531-A40D-4AD7-994E-9A15ECDD2960.jpeg

E27C09D4-567D-49C6-B18B-3C1244F454B0.jpeg

お客さまはこのテーブルランナーを、対面の人同士で掛ける”ブリッジランナー”という掛け方で使ってくださっています。
テーブルコーディネートのひとつの掛け方だそうで、布でのコーディネートは見たことがありましたが、簾のテーブルランナーでこのように使ってくださったのは初めてです。

帰国されてから、ご自宅とテーブルランナーのお写真を沢山送ってくださいました。
「ぜひブログで紹介してください」と仰って頂いたので、素敵なお写真をご紹介させていただきます。

お写真を拝見して、まず目に入るのが素晴らしいデザインのテーブルと椅子です。
旧帝国ホテルを設計した建築家フランク・ロイド・ライトのデザインのものだそうです。
樽をイメージされた丸いフォルムが特徴のバレルチェアという椅子がとても素敵です(↓)

6AC993C3-A44A-4757-8B87-376D47F979E6.jpeg

お客様のセンスが本当に素晴らしく、こんなに豪華なお花とお花入れも、竹ひごのランナーと馴染んでおり驚きました(↓)

44DF90F9-9EDE-4942-8023-D0DA5A796743.jpeg

窓に少しみえる街並みがとても綺麗です(↓)

2ECF1D1D-CFBB-4999-BCDC-3824D008A7AC.jpeg

4ED782C2-41FE-4A98-9692-184E9A8170C0.jpeg

上から見たテーブルのしつらえです(↓)

9DBFAD87-B8BD-4E91-BF9C-F2AAFC4C7B46.jpeg

夜の雰囲気のお写真も送って下さいました。キャンドルの中に和のしつらえがとても馴染んでいて素敵な空間です。よくみると可愛い干支の置物が♪(↓)

762F6D70-9E8D-4B14-8F51-912CACF064FB.jpeg

6F3D9832-EE8F-4B8A-985B-9EDAAF0B5D56.jpeg

椅子の後ろ姿が美しいです(↓)

27061A18-4207-437A-91B7-E4B87BDCAF85.jpeg

主に”茶敷”として使用することが多かった簾のテーブルランナーは、あくまでシンプルに”敷物”として使う用途で、まわりに裂地をつけることはありませんでした。

しかしお客様のご希望で裂地をつけるようになり、裂地をつけることで普段使っているテーブルの印象を変えたり、インテリアとしても使えたりと幅広くお使いいただけることを知りました。
日常の中で、簾を身近に取り入れていただく事はとても嬉しいです。

関連した過去のブログですが、以前カナダのお客様からのご注文頂いたテーブルマットの記事です。こちらのお客様も簾のマットのまわりに裂地を取り付けられて、生け花のマットとして使ってくださっています。
過去ブログ【http://birendo.sblo.jp/archives/20161020-1.html
posted by birendo at 10:45| Comment(0) | 日記

2018年10月28日

お客様からのプレゼント

街はハロウィンで賑やかに。
和菓子やお干菓子もハロウィン仕様のものをよく見かけたり、とても可愛らしいです。

先日、カナダのお客様からこんな可愛いモノを頂きました。
手作りされたジャックランタンです。
(ジャック・オー・ランタンとも言うようです)
ジャックの提灯という意味で火をともせるように作られています。
もちろん頂いたカボチャにも頭があって、中にロウソクが入るようになっています。

P1010185.JPG

P1010186.JPG

そのお客さまは2回来店されたんですが、1回目に来店してくださったときにハロウィンのお話を何気なくしたところ、なんと次の来店の際にこのカボチャのジャックランタンを持ってきてくださいました。

そして更に驚くことに、このカボチャの顔は”お箸”で削られたそうです。
普段はナイフで削られるそうですが、ナイフが無かったため滞在先のホテルで”お箸”で作ってくださいました。
それを聞いた時、本当にお客様のお気持ちが嬉しかったです。
さらに、「ハロウィン」というお祭りの由来などが書いた紙も一緒にいただきました。

P1010199.JPG

ハロウィンは元々はアイルランドの民族によるお祭りで、アイルランドではカボチャではなく”カブ”で作られていたそうです。
しかしアメリカにハロウィンの習慣が広まった際にカブが無かったため、カボチャを代用したところからカボチャのジャックランタンが作られたそうです。

他にも色々ハロウィンのお話をお聞きしながら、カタチだけでしか知らなかったハロウィンの本来の由来や時代の背景を知れて、それと同時に日本のお祭り事や行事も大切にしたいと感じました。
ハロウィンとかたちは違いますが、秋の収穫をお祈りしたりご先祖様を想ったりするという意味では同じですし、日本での習慣も同じように大事にしていきたいです。

普段は何気ない”ハロウィン”でしたが、今年は少し違った気持ちで楽しめそうです。
P1010188.JPG
posted by birendo at 18:46| Comment(0) | 日記