2015年04月24日

敷物としての使い方 〜歲朝清供(さいちょうせいく)〜

こんにちは。
さて今回は、前回ご紹介しました台湾調査の続きをご紹介いたします。
台湾で最初にお伺いしたお客様のご自宅では、このような使い方をしてくださっていました。

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台湾茶での敷物以外にも、このようにインテリアを飾るために使ってくださっていました。
そして日本に帰国後、この飾りの意味をメールにてお伺いしたところ・・・
「歲朝清供-中國人過年時的擺設⋯」
と説明下さいました。
中国語がわからない私は、知人とインターネットを駆使し、解読すると、
歳朝清共とは中国の方が元旦の朝を迎えるときの装飾品、という意味だそうです。
写真手前右側には、縁起の良いものとして知られる「仏手柑(ぶっしゅかん)」も飾られています。
歲朝清供について調べていくと、“お煎茶”の盛物の事や“文人華”という生け花、“謎語画題(めいごがだい”という奥が深い世界がありました。
台湾のお話しからは少しずれましたが、お茶の世界はまだまだ勉強不足だと痛感いたしました。
茶道だけでなく、お煎茶や中国茶にもアンテナを張り今後は色々吸収していきます。

今回の台湾での調査で様々な角度から物事が見えるようになりました。
すだれは吊るもの、日除け、目隠し等、こうあるべきだと頭が固くなっていましたが、その考えを覆してくださったのが海外のお客様でした。「そういう使い方もあるのか!」という発見ばかりでした。
今後は今回の経験を生かしてみなさまにも色々な使い方を提案していければと思います。

posted by birendo at 18:40| Comment(0) | 日記

2015年04月18日

国を越えて、お茶を通じて、そして台湾へ。その1

こんにちは。久保田美簾堂の長男の久保田真司(33)です。
先日、仕事で台湾へ行ってきました。
その時の様子を数回に分けてご紹介していきます。少し長くなりますが、お付き合いください。

去年の12月、台湾のお客様がご来店くださり座敷簾の素材で作るテーブルマットの御注文を頂きました。
その商品が、国を越えて今どんな風に使われているのか。
今後の参考にもなるよう、自分の目で見てきました。
私を含め家族は、日本の茶道には触れる機会はありましたが、中国茶や台湾茶は未知の世界・・
どんな感じで使われているのか、とても気になっていました。

・・・と言うわけで、関空から飛行機で約3時間。
着いたのは、台湾桃園国際空港と言う台湾で一番大きな空港です。

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空港に着き早速台湾のお客様のご自宅へ・・・。

『人生初の台湾茶体験』
こちらのご自宅では、簾のテーブルマットを台湾茶用ではなく違う使い方をされていました。
どんな使い方かは、次回のブログでご紹介いたします。
さて、こちらのご自宅では台湾茶を体験させていただきました。
同じ茶葉で4煎程頂きましたが、淹れる度に風味や香りが変わります。
茶葉によってお湯の温度や淹れ方、急須も変えるそうで、本当に奥が深いです。
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存分に台湾茶を楽しみ、続いてもう一組のお客様のご自宅に伺いました。

『竹酢液(ちくさくえき)で染めたテーブルマット』
こちらのお客様のご自宅では、写真のように素敵な使い方をしてくださっていました。
お作りした商品は、手前左側の濃い茶色のテーブルマット。
竹のヒゴを竹炭液と言う液体で染めているので、このような濃い茶色に仕上がります。
両端には煤竹という竹を取り付けています。
テーブルマットの色が茶器や茶卓の色とも合っていて、さらにテーブルマットの下に麻のファブリックも敷いてくださっていて、とてもおしゃれな使い方をしてくださっていました。
本当に嬉しい限りです。このような使い方も皆さんに提案していけたらと思います。
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『座敷簾をカットしたテーブルマット』
そして旅の最終日には、台湾のお客様が盛大な“お茶会”を開いてくださいました。
そのお茶会ではこちらの写真のテーブルマットを使ってくださっていました。
このテーブルマット、
実は20年程経っている座敷簾をお客様の要望で、
四分割にし、両端には煤竹を取り付けました。
その一つをこのような形でお使いいただきました。
経年変化した薄茶色のヒゴを気に行っていただき
水色の茶器が映えていてとても綺麗でした。
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最終日のお茶会では、私達からの御礼として日本のお抹茶を楽しんでいただきました。
その時のお話しは後日、番外編としてご紹介できればと思います。
次回のブログでは、冒頭でもお話ししたように、もう一つのテーブルマットの使い方をご紹介いたします。
お付き合い頂きありがとうございました。
posted by birendo at 11:04| Comment(2) | 日記