2015年06月18日

色の変化から見る、すだれの魅力

座敷(室内用の)簾は、日のあたり具合によりますが約50年、お使いいただけます。
今回はその座敷簾の色の変化についてお話しさせていただきます。
座敷簾(室内用)は、竹ヒゴ(たけひご)という竹を細く割ったモノを編んで作っています。

以前、お店に来て下さったお客様が
写真左側の簾をご覧になり、「この色の座敷簾を作ってください」とおっしゃいました。

色の違いブログ.jpg

色の違いブログ2.jpg

ただ残念なことに、「これを作ることはできません。」とお伝えしました。
なぜなら、

右側の座敷簾→新しくお作りしたもの
左側の座敷簾→右側の座敷簾の約30年後

と経年によってできた色だからです。
室内使用で直接太陽に当たっていなくても、30年も経つとこのように色が変化します。
実際、新しい座敷簾を見る機会は少ないと思うので座敷簾が
元はこんな青い色をしていることに気付いていない方も多くいらっしゃるかと思います。

では、初めからこの茶色の座敷簾を吊りたい場合はどうすればいいのか。
30年も待つのは・・・と思われるかもしれませんが、少しだけヒゴを茶色に変化をさせることは可能です。
このお話は次回詳しくご説明しようと思います。

座敷簾をみる機会があれば、ヒゴの色に着目して、その歴史を感じてみるのも
おもしろいのではないでしょうか。
posted by birendo at 18:34| Comment(0) | 日記