2018年08月21日

青々としたヨシ

Object M1.jpg

昔から簾の材料として使っている、滋賀県 近江八幡で採れるヨシのご紹介。
春ごろから芽吹いて、今の時期8月になると3〜4メートルほどに成長します。
秋になるとだんだんと色が黄金色になり、そして冬に刈り取られます。

ヨシがすだれになっているものは、普段ご覧になる機会があるかと思います。
ご存知のようにこのような黄金色をしています(↓)。
P1010155.JPG

琵琶湖産磨簾 全体.jpg

20140621_94.jpg

黄金色になる前の夏の青々としたヨシはこちらです(↓)。
あまりご覧になる機会がないかもしれませんが、今の時期はこんなに綺麗に青くなっています。
刈り取った当日に写真に収めたもので葉も茎もとても青々としていますが、
翌日には葉っぱはすぐにしおれていきます。
普段はこの夏の時期には刈取りませんが、みなさんに夏のヨシをご覧いただきたく数本だけ刈取りました。
P1010140.JPG

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そして冬に刈取られる様子(↓)。
このような体勢で根元から鎌で刈り取ります。
14-3葭刈.jpg

鎌で下から上に向かって刈取るので、
根元の部分はこのように切り口は斜めになるのが特徴です(↓)。
P1010141.JPG

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刈取られた後は春までこのように保存されています(↓)。
14-4立てかけた葭.jpg

R1138322.png

一年をかけて採れるヨシですが、昨年は気候の影響等により採れる量が減ることもありました。
昔よりすだれの需要も減ってきており、そうなると材料を刈り取る必要がなくなります。
ですが刈り取らなければ、新しいヨシは芽吹かないのでうまくサイクルがまわらなくなってしまいます。
またヨシを刈り取る方もだんだんと減ってきているのも現状です。

近江八幡では、ヨシを材料とした”ヨシ紙”や”ヨシ笛”などの商品もつくられています。
私たちも、すだれを裁断するときに出る半端のヨシを、ヨシ紙に再生しています。

この写真では、右下のダンボール箱の中にある半端のヨシはすべてヨシ紙に再生されます。
P1230260.JPG

私たちも近江八幡へはヨシの関係で行くことがありますが、
水郷めぐりや綺麗な街並みなどをゆっくり楽しんだことがないので、
一度観光してみたいと思います。
posted by birendo at 15:55| Comment(0) | 日記
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