2018年08月21日

青々としたヨシ

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昔から簾の材料として使っている、滋賀県 近江八幡で採れるヨシのご紹介。
春ごろから芽吹いて、今の時期8月になると3〜4メートルほどに成長します。
秋になるとだんだんと色が黄金色になり、そして冬に刈り取られます。

ヨシがすだれになっているものは、普段ご覧になる機会があるかと思います。
ご存知のようにこのような黄金色をしています(↓)。
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琵琶湖産磨簾 全体.jpg

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黄金色になる前の夏の青々としたヨシはこちらです(↓)。
あまりご覧になる機会がないかもしれませんが、今の時期はこんなに綺麗に青くなっています。
刈り取った当日に写真に収めたもので葉も茎もとても青々としていますが、
翌日には葉っぱはすぐにしおれていきます。
普段はこの夏の時期には刈取りませんが、みなさんに夏のヨシをご覧いただきたく数本だけ刈取りました。
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そして冬に刈取られる様子(↓)。
このような体勢で根元から鎌で刈り取ります。
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鎌で下から上に向かって刈取るので、
根元の部分はこのように切り口は斜めになるのが特徴です(↓)。
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刈取られた後は春までこのように保存されています(↓)。
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一年をかけて採れるヨシですが、昨年は気候の影響等により採れる量が減ることもありました。
昔よりすだれの需要も減ってきており、そうなると材料を刈り取る必要がなくなります。
ですが刈り取らなければ、新しいヨシは芽吹かないのでうまくサイクルがまわらなくなってしまいます。
またヨシを刈り取る方もだんだんと減ってきているのも現状です。

近江八幡では、ヨシを材料とした”ヨシ紙”や”ヨシ笛”などの商品もつくられています。
私たちも、すだれを裁断するときに出る半端のヨシを、ヨシ紙に再生しています。

この写真では、右下のダンボール箱の中にある半端のヨシはすべてヨシ紙に再生されます。
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私たちも近江八幡へはヨシの関係で行くことがありますが、
水郷めぐりや綺麗な街並みなどをゆっくり楽しんだことがないので、
一度観光してみたいと思います。
posted by birendo at 15:55| Comment(0) | 日記

2018年02月06日

イグサの縄のれん

用途に応じてご提案している縄のれんのご紹介です。
こちらの縄のれんの素材は、畳に使用されている「イグサ(藺草)」です。
そのイグサを縄のように編んで、一本ずつ横一列に並べたものが
“イグサの縄のれん(以下 縄のれん)”です。

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縄のれんを実際に取り付けた写真です。
こちらは路地の入口で、何もないと路地奥が丸見えになってしまいます。

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縄のれんの一番の特徴は、
簾と違い『出入りしやすい』と言うことです。
“路地奥をやんわり隠す”という目的なら 簾でも良いですが、
ここは出入り口のため、出入りのしやすさも重要です。
簾ですと 巻き上げる もしくは、頭を低くしてかがむ という動作が必要となります。
そのため、こちらの場所には縄のれんの方が適していました。

縄のれんの新品は、畳と同じように青く、イグサの良い香りがします。
イメージは新しい畳が敷かれた部屋に入ったときの香りの感覚です。
時間が経つと、青さも落ち着いてきます。

取り付け場所は、釘を打てるところ・またはひっかけるところがあれば取付が可能です。
サイズは、【幅】最大約180pまで・【長さ】最大約180pまで でお作りしています。

簾と用途は同じですが、簾とはまた違った雰囲気です。
posted by birendo at 11:30| Comment(0) | 日記

2017年11月08日

すだれのランチョンマット

ミラノのホテルの朝食ルームでは、弊社のすだれのランチョンマットを使ってくださっています。

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ランチョンマットのサイズは、40cm×30cm。
材料は 竹ヒゴ ですが、その竹ヒゴをお湯で焚いた“焚きヒゴ(タキヒゴ)”という材料で編んでいます。わざと竹の青みをとばして、少し落ち着いた色にしています。

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タキヒゴの良いところは、竹をお湯で焚いているためカビにくく、色も落ち着いているので組み合わせるものと馴染みやすい色になっています。

すだれのランチョンマットには“お箸”というイメージが強かったのですが、
黒色のテーブルに竹の色が映えて、洋の食卓で“ナイフ”と“フォーク”でも全く違和感がありませんでした。

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すだれのランチョンマットは水洗い可能で、あとは自然乾燥なので管理が簡単です。
こちらのスタッフの方も水で洗って使ってくださっているそうです。

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日本でも和の食卓のみならず、洋の食卓でもお使いいただきたいです。
テーブルセッティングの幅が広がりそうです。
posted by birendo at 10:07| Comment(0) | 日記