2017年11月01日

イタリア ミラノのホテル

お納めしているイタリア・ミラノのホテルのご紹介です。

Camperio House SUITES&APARTMENTS
(カンペリオハウス スイーツ&アパートメント)
https://www.camperio.com/

カンペリオハウス.jpg


場所は、ミラノ市街中心地にあり、ドゥオモの教会やホテルはとても静かな治安の良い地区にあります。
ホテルは通りの角にあります。
P1270030.JPG

建物は、元々修道院だった建物を改築され、外観からも由緒ある建物ということが感じられます。
ホテルの入り口は、通りに面した大きな扉があるので、そちらからブザーを押して入ります。その中にフロントがあります。
P1270038.JPG

P1270039.JPG

外観からも、内装のすだれが見ることができます。
P1270035.JPG

ホテルと申しておりますが、アパートメントタイプのホテルでして簡易キッチンが完備される大きなお部屋もあります。もちろん1泊から泊まることができるベッドルームも用意されています。
一部屋ごとに内装やインテリアが変わり、どのお部屋も魅力的です。その一部屋に簾をお納めさせていただきました。

今回私達もカンペリオハウスに泊まらせていただき、こちらがそのお部屋です。
P1270043.JPG

キッチンが完備されたが大きなお部屋で、とてもゆっくりできました。
P1270045.JPG

今回、残念ながらすだれをお納めしたお部屋はご予約があったため内装を見ることができなく、ご紹介することはできませんがWebサイトにてご覧いただければ幸いです。

またホテル内では、朝食ルームレストランにも簾を使ってくださり、次回はレストランの内装をご紹介いたします。
posted by birendo at 15:06| Comment(0) | 日記

2017年10月28日

イタリア紀行 その1

すだれをお納めしている、イタリアへ1週間ほど行ってきました。
座敷すだれを使ってくださっているところは、
ミラノにあるホテルや、そのオーナーさんのお部屋です。

オーナーさんのご厚意によりイタリア、スイスを案内してくださり、
またブログでもすだれの写真を紹介させていただけることになりました。
皆さまにも御覧いただきたくブログにて数回に分けてご紹介いたします。

こちらはオーナーさんのお部屋です(↓)。

長谷さん部屋.jpg

お使いの座敷すだれの縁(へり)の裂地は、紫色の麻です(↓)。
(撮影の方向により明るさが変わりましたが、上の写真と同じ部屋のすだれです。)

P1270058.JPG

P1270057.JPG

お部屋の家具が素晴らしいものばかりで、オーナーさんのセンスにより
すだれもシックに空間と馴染んでくれていました。

P1270048.JPG

日本では「室内すだれは和室や座敷に使うもの」という少し敷居の高いイメージが大きいかもしれません。
ですがイタリアへ行って実際にオーナーさんの部屋を見た感想は、洋室でも馴染むということでした。もちろん、まわりの縁(へり)の裂地次第でうるさくなることはあるかもしれませんが、シンプルな麻のものだと洋室に馴染みやすいと思います。

オーナーさんのお宅に限らず、イタリアのお家の窓の高さは 日本よりも「高い」ことが特徴です。
座敷すだれは、決まったサイズもありませんし、和室に吊らないといけないということもありません。日本でもイタリアでもどんな国でも、お客さんの吊りたいところのサイズはそれぞれですし、用途や目的も様々です。
今後は、今回の経験も参考にしながら お客さんに合ったすだれの使い方をご提案していきたいと思います。

次回はミラノのホテルの内装をご紹介いたします。
posted by birendo at 21:51| Comment(0) | 日記

2017年04月06日

北欧の伝統装飾品 ヒンメリ

P1260499.JPG

先週の日曜日、『 琵琶湖の葭(ヨシ)で作るヒンメリ 』というワークショップに参加しました。

私達もはじめ聞いたことがなかったのですが、
“Himmeli(ヒンメリ)”とは、フィンランドなど北欧に古くから伝わる豊穣を祈願する伝統装飾品だそうで、麦わらで作られたモビールです。
今でもクリスマスにオーナメントとして使われているそうです。

今回そのヒンメリを作るワークショップを企画された、古賀さん。
古賀さんはこどもアトリエを主催されており、大阪でもこどものためのワークショップをひらかれています。

ワークショップ開催にあたり、ヒンメリを作る麦わらに代わる”ストロー状の材料”を探されていたタイミングで、古賀さんとご縁がありお話しする機会がありました。
そこで簾を作る際にでる琵琶湖の葭(ヨシ)を使っていただけることになりました。

こちらの写真(↓)のように、簾として編む前の工程として、葭の長さを揃える為にハサミで切っていきます。この切った際に出る半端ものの葭を使っていただけることに。
P1230271.JPG

P1230248.JPG

P1260515.JPG

P1260517.JPG

そして先週の日曜日、京都のAntenna Mediaというアートスペースにて「琵琶湖の葭で作るヒンメリ」のワークショップがひらかれたので私達も参加させて頂きました。

少しですが工程のご紹介です。
まずは、ヒンメリを作るためにヨシを均等の長さに切っていきます。

ワークショップでは安全性も考えられ日常で使う“ハサミ”でヨシを切ります。
しかしヨシは乾燥しているため、ハサミで切ると断面が割れやすくなります。
本来、簾を作る際はヨシ専用の“ノコギリ”を使い切っていくので断面が割れませんが、
ハサミではどうしても割れてしまいます。
そこでこの工程では、ヨシが割れないように古賀さんが工夫してくださっていました。

この様に、ヨシを大きめのタッパーに入れて水に浸しておきます。
P1260495.JPG

こうすることで、ヨシに水が含み、ハサミで切っても断面が割れにくくなります。
古賀さんにお聞きすると、本来のヒンメリ作りでも麦わらを水に浸して断面を割れにくくするそうで、
そのことを参考になさったそうです。私達は普段はノコギリで切っているため、割れることについては気にならないことでしたが、ワークショップを体験して新しい気づきとなりました。

水に浸したヨシを切っていきます。
5センチに切ったヨシを12本作ります。
P1260498.JPG

この均等に切ったヨシを、長い針と手芸用の糸を使って立体にしていきます。
P1260494.JPG

ワークショップでも参考にされていた、オオクボトモコさんのヒンメリの本です。
P1260497.JPG

恥ずかしながら、“ヒンメリ”というものを知りませんでしたが
この本を読ませていただくととても神聖な伝統装飾品という奥深いものだと知りました。

しっかり読みたかったので、早速購入。
表紙のヒンメリのように、基本のヒンメリを組み合わせると色々なかたちができるようです。
P1260512.JPG


さて、完成したヒンメリです。
P1260499.JPG

大きいヒンメリの中に小さいヒンメリを組み合わせました。
大きいヒンメリのヨシの一本の長さは各10センチ、中に入っている小さい方は各5センチです。
赤の糸を使ったので可愛らしく仕上がりました。クリスマスのオーナメントでも使えそうです。

午前中の日当たりの良い時間帯に撮ったせいか、空中にぼんやりと浮かんでいるようです。
P1260504.JPG

ヨシがこのような素敵な姿になり、驚きと新しい世界が広がりました。
材料を提供させていただくにあたって、古賀さんが簾やヨシの性質などをとても熱心に調べてくださいました。
調べてくださった資料をスクラップしてワークショップの教室に置いてくださりと、古賀さんのお気持ちが心から嬉しかったです。
ただ使ってくださればと言う軽い気持ちで提供させていただきましたが、
古賀さんの熱心さにあらためてヨシの性質をみるきっかけとなりました。
古賀さん、本当にありがとうございます。

ヒンメリを作る材料はあるものの、本来のヒンメリは麦わらを使って豊穣祈願のためや様々な意味や時代背景があるようで、しっかりと本を読んで意味を捉えて作ってみたいと思います。

posted by birendo at 15:15| Comment(0) | 日記